2016年1月14日木曜日

明神ヶ岳・金時山登山

 2016年1月9日(土)に箱根の明神ヶ岳と金時山を縦走してきました。

 年末年始は、大月と秩父だったので、次は神奈川方面かなーと思い、mixiの登山関連のコミュニティとかを眺めていたところ、金時山に行っている方が多く。
 ただ、ガイドブックを見たところコースタイムは3時間半と少々短い…。

 そして、隣の明神ヶ岳という山も高さはほぼおなじでコースタイムは4時間ほど。微妙だ…。

 この2つの山は尾根でつながってて、両方一緒に登った時のコースタイムは7時間超で中上級クラス。一日に歩く時間が長くなると色々大変だし、朝早く出ても日没しちゃう可能性があるので。
 でもコースタイムはかなり余裕があって、実際は6時間もあれば余裕だし、まあいい。

 行き帰りの交通機関を調べると東京経由で東海道線あるいは新幹線、さらに新宿経由で小田急線など。在来線経由だと約3時間。どうせ登山みたいな暇潰しにそんなに金かけてられないので、断トツ安い小田急にする。

(東京駅や新宿駅との間で高速バスがあるようだが、下車場所が合わないのと高速渋滞がある時があるとのことで今回はパス。)

小田原から箱根登山鉄道に乗るよー。 

箱根登山鉄道は、箱根湯本で乗り換えて強羅まで。

駅から箱根裏街道の方まで下る。1km位歩きます。

駅からはバスに乗った場合は宮城野橋バス停で降ります。

この辺で道を渡る。 

こんな標識があるところを登っていきます。

登山口っぽいところを入る。でも、道の左側は普通に住宅地で舗装路になっていたが、近所の人に邪魔そうなのでこちらを。

いくつか明神ヶ岳方面の標識をたどるとハイキングコースの入り口に。左側の道を行きます。

でかい石でゴツゴツしています。

 傾斜的にはなんつーことない感じのところを歩いていきますが、後半はさすがに急ですな。岩もボチボチ登ったり。

この分岐を過ぎれば、後は割りと楽。

下の方はほとんど見通しが無いのですが、段々開けてきます。 

箱根の神山方面。大涌谷の噴火の煙が上がっています。
明神ヶ岳方面は箱根の街を挟んで北側なので全然関係ありません。 

もうすぐ山頂な予感!

山頂は結構広いですが、ぬかるんでてベチャベチャ。

山頂到達!雲がかかっていますが富士山が見えます。
手前の尖った山が金時山で 次の目的地。

山頂表示。 

10時半頃でちょっと早いんですが、後半いい食事場所が無いので、昼食。
今日も袋しょうゆラーメン。
インスタントラーメンだけだとなんか物足り無いので、味付けゆで卵と肉野菜炒めを持ってきました。 

というわけでラーメンをゆでてぶち込む。やはり具があると美味しいので定番にしよう。

富士山を中心としたパノラマ写真。左側が箱根方面。

さて、後半戦スタート。 

少し歩いて振り返ると明神ヶ岳が早くも遠い感じ。 

中間位に火打石岳というのがありますが、ルートは山頂を通らずに巻いていきます。 

明神ヶ岳から金時山に向かう途中のルートは、箱根篠竹(女竹)という細い竹の竹林の間に道が設けてあって、ほぼ見通しはありません。黙々と歩きます。

 ただ、この辺にきたところ、トレイルランの複数グループがザクザク走っていきます。こっちは歩いてるだけでヒイヒイ言ってるのになあ。調子に乗ってペースが上がったりするがこれが敗因。

山間ルートが終わると、矢倉沢峠のうぐいす茶屋。
おばちゃんたちが一杯駄弁っていた(笑)

公時神社から金時山に登るルートとの合流地点。ここまで来たら、もう一息。 

さすがに上の方はずっと急で、ペースを上げた反動で膝が痛くなってくる。
金時山の方がコースが短いので斜面は急で岩場も多いです。 

山頂到着。明神ヶ岳よりかなり人が多い。
富士山側はがっつり曇ってて全然見えませんでした。

小屋が2つあって、間にトイレ(左)があります。有料100円。

 茶屋の前のテーブルはかなりの数があるらしいのですが、小屋のものらしく、ガスとか使うなゴラァ的な表示ががっつりあるので、寒いこともあって使っている人はほとんどいませんでした。

 煮炊きする人は少し下の岩場でやっている模様。さほど山頂は広くないので茶屋が独占する感じ。茶屋で食事するんで無ければ、あまり食事に向いた場所とは言えない気がします。
 なんか嫌な感じなので、どうせ飯を食うならうぐいす茶屋の方がいいな。

金時山から箱根川の景色。 

というわけで下山。今度は神社方面に降ります。

突然神社の表示が。もうほとんど街道の近くですが。 

公時神社。有名なところなので色々販売あるのかなと思ったら無人でしたよ。
あまり参拝者もおらず。一応お賽銭あげてお祈りしてきました。

神社の駐車場。トイレがあったのでお借りします。

 金時山登山口近くの仙石付近にも温泉があるのですが、強羅の近くの先ほど登ってきた宮城野辺りに移動してから入る。
 バスに乗ろうとしたら、1時間に1本ほどのバスが満杯。うひ。前に並んでいた3人組は無理くり乗せて貰っていましたが、バスの運転手さんが1kmほど歩くとバンバンバスが通るバス停に出ますよとのことなので、諦めて歩いてそこからバスに乗る。

勘太郎の湯に到着。検索したら入浴料大人1000円って書いてあったんだけど、800円だった。
Webクーポンを持って行くと100円引きなので、持って行った。

 帰りの電車の時間が気になり、ささっと入る。足がガタガタなので、膝保護用のサポートタイツ脱ぐの大変だよ。結構お客さんいたけど、団体の人たちだったっぽい。

交番の前に地図が貼ってあるので、なんだろうと思ったら、駅との間のショートカットコースらしい。これはむしろ降りる時に乗りたかったなあ。
 注意事項に、階段とかえらく急できついので自信が無かったら回り道(俺が歩いてきた方)を通ってね的な。

交番の脇の道を進んで左側の路地に入って少し歩くと強羅近道の表示が。 

山2つ登った後で、上り階段はきつい…。時間あったらバス使いたかった…。
 こんな感じの階段を10分以上登り継ぎます。

 強羅の駅前で、地酒とお饅頭、そしてお土産に頼まれていた箱根そばを買って帰る。

 帰りの箱根登山電車は、車掌さんが車内アナウンスで観光案内をしてくれる。朝はなかったなこんなの。
 気にしなかったけど、登山鉄道の上の方は3回もスイッチバックしている模様。
 途中の塔ノ沢だかの駅の下りホームから銭洗弁天があって停車時間中にお参りしてもいいよとか。何人かダッシュで向かってました。2分停車とのことだけど、少し待っててくれてたらしい。

 小田原から急行で新宿まで1時間半超。おしりが痛くなった…。ケチらずにロマンスカー位使えば良かったかなあ…。でも、ロマンスカーは時間はほとんど節約にならんのよね。(新幹線はかなり高いので使おうとも思わず。)

 そんな感じで、秋葉原で飲んで帰る。おつかれさまでした。

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